都市標本図鑑 - Day.4(2017/12/2)
2017年 12月 18日
バッヂを手に入れ,会場へと向かう。
どれくらいの人が来るのだろうか…?
個人的な何の裏付けもない予感では,殆ど来ず空席が目立つか,もしくは満席で立ち見が出るかのどちらかに(極端に)振れると思っていた。
お陰様で「ひまー」という時間が殆どなく,あまり会場内の記録が出来ていない。こういう時に撮っておかねばね。
このニャンコたちの写真もプリントし,ファイルに入れて置いとこうかと思ったのだけど,諸々あって間に合わず…。
とりあえずデータだけでもと思ってMacにデータを移動しておいた。街を歩けば猫に当たるのだ。
L判地獄は写真を触れる。子供でも飽きずに眺めていられるのかもしれない。
数枚セレクトしてお持ち帰り頂く。自分も好きな写真だったなぁ,アレ。
カメラ片手に街を歩いてもらったら,良い画をガツガツ拾ってきそうな…末恐ろしい子だわ…。
(あとからTwitterでその方と思しきツイートを拝見した。そのお母さんは【hakoniwa】のリーダーさんだったようで…おお…。
なお,その子がL判地獄を「写真のお風呂」と評していたそう。あぁ…そうだよね…お風呂だ…。大人はアレを地獄と評するんだよ…。)
メンバーは記録のために撮影するけれども,来場者の皆さんはそれをTwitterやInstagramにアップしてくださる。
この日だったかは定かでないが「Instaで見て来た」という人がいた(ように記憶している。)。とにかくありがたや。
………
…座席…足りるだろうか?というくらいの人,人。おぉ…多い方に振れたよ…。
ネタの仕込みもないし,何も考えていません,はい。下手なことは言えないけど,かといって無難な話も面白くはないと思うし…うーん。
写真のお風呂ことL判地獄をポスター側に寄せ,出展メンバーの座席は窓側へと着座する。
L判地獄の円卓を囲み,出展メンバーに向かうよう扇形に客席を配置する。全部で40席ほど出せただろうか?
…それは,出展メンバーの1人である上原さんの存在である。
写真講師だからという以上に,撮影者が何を思い感じてシャッターを切ったか,何に迷い,結果どうしたのか。
まるで「隣で一緒に撮影してましたっけ?」と言いたくなるかのように1枚から読み取られてしまう。
だからなんだろう。もはや「信者」的なファンが多い(自分もその1人だし,勝手に弟子を自称してさえいる。)。
実のところ,自分の写真を上原さんに見せるのが怖い。特に迷って撮った1枚なんて尚の事。
だけど,どう感じてもらえるか見てもらいたいという気持ちも強くある。
自分の進んでいる方向が合っていそうか,ズレ始めているか,それすらも読まれてしまうから。
………
そんなわけで,満員御礼のトークセッションは18時過ぎに開始した。
直前まで写真教室の授業があった上原さんは少々遅れて会場入りし,6人揃っての“都市標本”談義となった。
(トークセッションの動画は,現在鋭意編集中でございます。もう暫くお待ち下さいませ。)
きっとみんな,街が好きなんだよね。それを再発見してもらえたのならば,とても嬉しい。
出展メンバーや関係者が残り,会場内で撮影しあい,思い思いに楽しむ。
つくづくいい場所だよなぁ…ここ。
あとは翌日の最終日を残すのみ。そう考えるとあっという間なんだな。
撮影日:2017/12/2(OYOYO - 都市標本図鑑会場)
ひとの写真に寄り添って語りたい、これが自分のスタイルだから。
よほど写真が好きで、大嫌いなんだろうと思います(笑)
いえいえ。書いたとおりなんです。
一本勝負でも,それ以外でも,私のカットを評して頂けることがありがたくもあり怖くもありで。
ただ,自分の方向性が合っているのか,間違っているのか,その方向を指し示して頂けているので,
本当にありがたい限りなので,これからもどうぞよろしくお願いしたいです。